こんにちは、訪問看護の上村です。
今回は私たちのお仕事訪問看護についてお話ししたいと思います。
Q&A方式で答えていきます。
Q:訪問看護ってなあに?
A:看護師がお住まいを定期的に訪問して、主治医の指示や連携により行う看護(状態の観察、日常生活での工夫、助言、必要なケア、教育や指導)です。
Q:どうすれば訪問看護を受けられるの?
A:受診している医療機関、お近くの訪問看護ステーション、地域包括支援センター、市区町村の介護保険や障害福祉の担当窓口などで相談してください。
Q:訪問看護って何をしてくれるの?
A:主治医の先生と連絡を取り、状態に応じて次のようなケアを行います。
<主なケア内容>
◎病状の観察:体温、脈拍、血圧等を測り、状態の変化がないか観察します。
◎日常生活の看護
食事の援助、体の清潔(シャワー、入浴のお手伝い)、口腔ケア(ハミガキなど)、
排泄ケア(浣腸や下剤の調整)など行い、健康の維持・改善を図り生活リズムを整えます。
◎リハビリ:寝たきり予防のための簡単な体操や筋力トレーニングや誤飲予防の嚥下機能訓練など行い、合併症を予防します。
福祉用具(歩行器、車イス、シャワーチェアなど)の活用、住宅改修(手すりや 段差改修など)についての助言
◎介護者の支援:一緒にお住いのご家族の健康管理、介護負担が軽くなるよう支援します。
◎各種在宅サービスの相談:他の専門職と連携して(ケアマネジャーやヘルパー、主治医など)保健・医療・福祉の制度の紹介や導入、各種サービス提供機関(デイサービスやショートステイ先など)との連絡調整をします。
◎認知症のケア:心身の状態を観察し、服薬援助(内服できているかの確認など)や、お一人暮らしの場合は生活リズムの調整をします。
◎終末期の看護:末期癌や老衰であっても自宅で過ごしたいという希望があれば、介護方法の指導や必要な各種サービスのアドバイスも行います。
次回は料金についてなど、細かい内容についてご説明させてもらいますね。