在宅福祉課の砂場です。
元日に発生した能登半島地震から3週間が経過しました。
今後の支援につなげるため、被災状況と被災地のニーズ把握を目的に、1/22(月)にご当地を視察してきました。
今回はその様子を少しお伝えできればと思います。
いずれも輪島市門前町黒島地区の様子です。
アクセスする道路は、補修されているものの陥没や隆起・亀裂だらけ。
完全に倒壊してしまっている住宅もあり、地震の激しさ・恐ろしさを痛感しました。
金沢市内の「1.5次避難所」の様子です。
石川県では災害関連死を防ぐため、高齢者や妊婦など配慮が必要な人を中心に、福祉施設や旅館・ホテルといった「2次避難所」への受け入れを順次進めており、その調整がつくまでの期間を「1.5次避難所」で過ごしてもらうようにしておられます。
視察当日まででのべ885名の方が利用されたとのこと。
金沢市内なので電気や水道などのライフラインは問題なく、簡易テントでプライバシーは確保されています。
全国各地の「DMAT」や「DWAT」などの災害支援チームが支援に訪れていますが、大半の方が高齢者で、廃用性症候群や感染症対策など不安に感じる面も見受けられました。
輪島市河合町の朝市の火災現場です。
無残としか言いようがない光景でした。
その他にも要援護者を受け入れて奮闘されているグループホームや障害者の事業所を訪問させていただき、支援物資として下着などの衣類をお届けしました。
職員さん自身も被災者、また、断水が続いている中、利用者さんのために今できることを必死で行っておられる様子で、胸が締めつけられる思いがしました。
復旧・復興には息の長い支援が必要と感じましたし、被災地・被災者に対して私たちにできる支援はどういったものがあるのか、また、豊中でこのような災害が起こった時にどのように対応できるのか。
この視察でたくさんの学びと課題をいただきました。
先にご案内のとおり、中豊島介護サービスセンターでは、能登半島地震災害義援金の受付を行っております。
寄せられた募金は日本赤十字社を通じ、被災者にお届けします。
みなさまのご協力をお願いします。