【ヘルパーのお仕事紹介】 ~利用者さんとともに行う家事援助編~

こんにちは、ヘルパーの山本です。
今回は、利用者さんと一緒にヘルパーが家事を行う援助をご紹介します。

今回紹介にご協力していただいたのはBさん。
男性、○○才、お父様との2人暮らし。
ヘルパー訪問前は、手軽にできるインスタントラーメンばかり食されていたようです。
体調を崩し、食事の改善・体重を落とす必要があると医師からの指示があり、自身ではできないとのことで、ヘルパーの訪問が開始しました。
週2回、訪問させていただいております。

Bさんは調理・掃除など、順序立てて行うことが苦手ですが、
「自立した生活を送ること」を目標とし、ヘルパーと一緒にひとつひとつの手順を確認し、共に行っています。

~ヘルパー訪問時の様子~

なかなか1人では掃除をやる気にはならないようですが、ヘルパーが声かけをするととても丁寧に掃除機をかけてくださいます。
掃除機をかけた後は、本日のメニューを一緒に考えます。
もちろん、野菜たっぷりメニューでヘルシーさも追求しましょう。

ヘルパーが買い物に行っている間、Bさんにふとんを干し、シーツなどの洗濯をしてもらっておきます。(声をかけるだけで、1人でできるようになりました)

買い物からの帰宅後、調理の開始です。
本日のメニューは、さんまの塩焼き・豚汁・切り干し大根・もやしの酢の物です。
フライパンでさんまを焼いています。
 Bさん手慣れたもので、ひっくり返すタイミングを伝えただけでOKです。

豚汁用野菜・肉の切り方を伝え、全てを行ってもらうと疲れが出てしまうため、一緒に行います。
 ごぼうのささがきは、ヘルパーより上手かも?

大鍋でぐつぐつ煮ます。(味付けはBさんにしていただきます)

切り干し大根を戻し、人参、油揚げを入れ、煮ます。

もやしをサッと湯通しし、酢で和え、ゴマをかけて、出来上がり!

Bさんとヘルパーが一緒に作ったご飯、完成です。

ヘルパーが訪問すると、一緒にしたいとやる気が出る様子です。
布団干し・洗濯は手順を覚え、1人でできるようになりました。

ご本人のペースに合わせ、少しずつできることを増やしていただき、自立した生活に向けての支援をお手伝いすることができ、とても幸せを感じる仕事だなーと思いながら、楽しく訪問させていただいております!