ホームヘルパーのお仕事

こんにちは。
在宅福祉室の森です。
今回はホームヘルパーのお仕事について紹介します。

ホームヘルパーとは、その名のとおり、介護が必要な方の自宅を訪問し、日常生活のお手伝いをする介護スタッフのことで、介護保険法では「訪問介護員」と呼ばれている専門職です。介護福祉士の国家資格所持者や10科目130時間の介護職員初任者研修を修了した者、20科目450時間の介護職員実務者研修を修了した者が従事しています。

ホームヘルパーは決められた時間にご自宅を訪問し、必要な介護サービスを行います。どんなサービスをどのくらいの時間行うかは、利用される方の状況によって異なりますが、ホームヘルパーが担うサービスは主に2つ、排せつ・食事・着替え・入浴などの身体介護と掃除・洗濯・調理・買い物などの家事援助です。加えて、障害をお持ちの方の社会参加等の外出支援も行っています。また、在宅生活上のアドバイスや精神的なサポートをすることも役割の一つであり、介護が必要な方やそのご家族にとって最も身近な介護専門職ということができます。

ホームヘルパーの仕事は「自立支援」が原則。利用される方の持てる力を生かし、ご自身でできることはご自身で行ってもらい、できないことをできるように支援をすることが基本となります。住み慣れたご自宅で身体的にも精神的にも、社会的にも豊かな暮らしができるよう支援しています。

本会のヘルパーステーションには、ホームヘルパーが68名在籍し、200名を超えるご利用者様のサポートを行っています。施設の介護スタッフと違いマンツーマンで行うことから、一人ひとりに寄り添ったケアが可能です。また、日々の支援の中で、「寝たきりだった方が座ることができるようになった」「ヘルパーと一緒だと食事の準備ができるようになった」など、ご利用者様の改善が実感できるとてもやりがいのある仕事です。

望む暮らしの実現のお手伝い。今日もヘルパーはご利用者様のお宅を訪問しています。

【PR】
豊中市社会福祉協議会では、今回紹介したヘルパーステーションで一緒にお仕事していただけるホームヘルパーを募集しています。
詳しくは本会ホームページ「お知らせ」欄に掲載していますのでご確認ください。

次回は訪問看護師のお仕事について紹介します。