平和への「祈り」と「願い」

こんにちは、デイサービスセンターふれあい高川の伊藤です。
終戦記念日の本日、平和祈念の挨拶を利用者の皆様にさせていただきました。

(ご挨拶)
昭和20年8月15日。わが国は終戦を迎えました。
都市部のほとんどが焼け野原となり、人々は家もなく、食べるものもなく、
生きる望みすら失ったとお聞きしています。

ヒロシマ・ナガサキに投下された原爆は、多くの尊い命を一瞬にして奪いさり、
今でも深い傷跡を残しています。

73年の歳月が流れ、日本は世界で最も豊かで平和な国となりました。
今では、国民のほとんどが戦争を知らない世代になり、
戦争は、はるか昔のこととして忘れ去られようとしています。

しかし、この平和は、利用者の皆さんの世代がつらく、凄惨な戦争に耐え、
その後の復興に、
血のにじむような努力をされてきたことの上に成り立っていることを、
私達の世代は決して忘れてはいけません。

青い空、緑の木々、人々の笑顔、この幸せを再び失ってはけません。

終戦記念日である今日、戦争で亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、
今なお、世界の各地で繰りひろげられる争いの1日も早い平和的解決を願います。

平成30年8月15日
デイサービスセンターふれあい高川
センター長  伊藤 雄

当日はご利用者、職員で黙祷を行いました。いつも賑やかな室内は、静謐な空気に包まれ、みな思いを込めて祈りをささげました。